宇宙関係の展示は、米軍のハンガーの一室を使って行われました。
自分のつたない英語力で理解した内容を数少ない写真(涙)をつかってご紹介しましょう。
―入口はこんな感じ
―NASAの月面宇宙計画&SPSの車輪
2002年に発表されたNASAの次世代宇宙計画によれば
2020年までに月面基地建設、人類は火星へと旅立つという。
その次世代宇宙計画の主力機と成るALESーI、ALESーV
同時に何故かスペースシャトルのタイヤが展示されていました。(笑)
スペースシャトルのタイヤはめちゃめちゃ高性能でタイヤ一つでジャンボジェット20機分を支えられるそうです。
―ロボット
宇宙ステーションで使われるというふれこみのロボット。
こちらがプログラミングをするのではなく、どんどん学習
して賢く成っていくという代物。
―アルマジロ
XPCにおいて開催されたノースロップグラマンチャレンジに挑んだ
唯一の機体。ノースロップグラマンチャレンジは以下参照
―EZロケット
宇宙船の開発をまずプッシャー型の後期を改造してエンジン開発を行い、
随時宇宙船の開発に移行していこうというチーム。

(画像は公式HPより)
―ロケットプレーンキスラー
サブオービタルの宇宙飛行をバージンギャラクティック&スケールドコンポジッツのタッグと争うRPKの機体の設計改良バージョンが発表されていました。
現在RPKはNASAの支援を打ち切られるという逆境にさらされていますが、
別事業会社が担当するサブオービタルの方は問題なく開発していく模様ですし、
また日本などで大きな動きが近いうちにあるかも?という事で今後も要チェックでのようですね。
―ファルコンサット
アメリカが次世代ロケットとして開発を進めていたファルコンロケットに搭載する衛星
を米国空軍大学校の生徒が作っていました。
今回宇宙関連の展示の中で一番印象に残ったのが此ですかれらから現在アメリカの空軍大学校ではこの衛星開発費用として400万ドルが投じられていると聞きました。
また衛星は全て空軍大学校の生徒の手作りです。軍人でもある彼らに衛星、ロケットなど宇宙開発教育が徹底体に施されている事にアメリカの底力を感じました。
今回自分たちに展示の説明をしてくれた大学生も軍人です。自分と同じ大学生でありながら空軍のエリートコースを歩む彼から強烈に日本とアメリカの違いを意識した瞬間でした。
―SEDS:
http://seds.org/
アメリカ全国の大学に広がる宇宙団体のとりまとめ。
現在で世界最大の宇宙関連団体であり、X-PRIZE財団の創始者である^^氏はこのSEDSの創設者でもあるそうです。
日本でいうUNISECみたいなものでしょうか?自分の英語力のなさから彼らが進めているプロジェクトが具体的にどういうものなのかは聞き取れませんでした・・・
―アメリカの高校生のプレゼン
XPCと同時並行で”月面着陸など新たな宇宙開発で必要に成る新コンセプト”を競う高校生向けの大会の決勝戦が行われていました。
正直発表されていた内容自体は
・ウエラブルカメラ、通信機:宇宙服にカメラと通信機を取り付けておくので
ハンズフリーで自分の行動を記録できる。
・全国の小学校で宇宙開発を題材にした授業を行わせる
為の組織を作る。
・宇宙服の後ろにジャイロを用いた姿勢制御を取り付けることで
宇宙でスポーツが出来るようにする。
・月の砂は地上のホコリに比べて落ちにくい。此をセラミックを用いて洗濯する。
また地上では洗濯した水は使い捨てだが、此は再利用する。
等ピンからキリまで色々でしたがアメリカの高校生はプレゼンが旨い!!
そして何よりこういう教育プログラムが充実している事が非常に羨ましく感じました。
―SOPHIA
NASAとDRA(ドイツ版NASA)が進める天体観測プログラム。
B747の背中に望遠鏡を積んで天体観測を使用という物。
かなりの成果を上げているようですが天体関係はあまりしらないので話についていけず
残念・・

(写真はHPおよびパンフレットから)
―スペースポートアメリカ
宇宙旅行が将来現実の物になるかもしれない。
それを地域名産の一つとして利用してしまおうという
構想がスペースポートを建設するというもの。
既にNM州ではスペースポートの具体的な設計図
等も仕上がっているようですが予算が100万ドルほど(汗)足らないようです。
□追伸:X―PRIZEの後で
X-PRIZE CUPの後、日本からの参加者どうしでの交流会がありました。その際になんと!!RKSPの副社長の方と交流がもてました!!さっそく自分はつたない英語でいくつか質問というかふてぶてしくも人生相談を・・・・・・というわけで詳しい質問内容は秘密です